こんにちは!よっぴです。
今日は、「いずれ世の中の主流はAIとブロックチェーンになる」というテーマについて書いてみたいと思います。
一昔前はAIとかロボットなんて完全に映画の中やSFの世界の話だと思っていた人も多いと思いますが、今となってはもはや絶対的に避けられない運命となりつつあります。
人が想像できることはすべて起こりうる現実であるという言葉は漫画ワンピースの中で出てきますが、このフレーズは、もとはフランスの思想家が言った言葉です。
このフレーズを見たときはひどく共感したのを覚えています。
というのも、漫画家の手塚治虫氏が描く世界、それが現実になりつつあるのです。
ちょっと考えてみてください。
手塚氏がそれらの漫画を描いていた時の時代背景は戦後の日本です。
窓の外を見てみれば今の景色とは全く違います。
そんな時代を生きている人間が、鉄腕アトムのような漫画を想像して描けるって非常に不思議なことだと思いませんか??
でも先ほどのフレーズが納得できると思える一定の根拠があります。
それは、人間自体が宇宙の進化の歴史の中から生まれてきたからです。
もっと言うと、その人間の脳は宇宙から生まれてきたものなので、脳はその枠の外の事は知らないはずです。逆を言うと、脳はすべてのことを知っているのです。
いやいや、俺は宇宙のことなんて知らんよ、と突っ込まれそうですが、こう考えてみてください。
人はいろいろなことを知ったり学んだりして成長します。
これは一見、プラスの動きですよね。
でも実は脳はすべてを知っていて、おぎゃあと産まれたときはすべてを忘れていて、生きていく上でいろいろなことを知ったり学んだりして“思い出している”のだと。
ちょっと本題から外れてしまいましたので軌道修正かけます。
本題はAIとブロックチェーンです。
AIはもうご存知ですね。はい、人工知能のことです。
ブロックチェーンと聞くとビットコインが真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、厳密には仮想通貨とブロックチェーンは別物です。ビットコインはブロックチェーン技術を用いられている仮想通貨ということです。
仮想通貨の中でも紛い物はブロックチェーン技術を使っていないものもあります。
ブロックチェーンとは簡単に言うと台帳のことです。
その台帳は特別な性質を持っていて、改ざんされることもなくみんなが見張っている台帳です。
問題が無ければ次の取引へと移行します。この移行をチェーンとして、台帳を一つのブロックとし、台帳から台帳へ、これがブロックチェーンです。
説明するとかなり時間がかかるので超ざっくりした説明になってしまいましたが、ここでリアルな一例をあげてみたいと思います。
例えば、就職活動(もしくは転職活動)したとします。
あなたは面接先にまず書類審査として履歴書や職務経歴書を郵送します。
この書類選考が通れば面接へと進みます。履歴書や職務経歴書には卒業した学校や過去に就職した会社の名前や職務内容、持っている資格なんかを書きますよね。
ちょっとダーティーな話になりますが、これ、適当に書いたらどうなるでしょう?
卒業学校は大学か高校が最終学歴であれば、就職先によっては卒業証明書の提出を求められます。
転職するたびに母校に取りに行ったのですが、30歳過ぎて高校に入っていくときのあのなんとも言えない感覚・・。
3回目くらいに、毎回なんでこんな面倒なことしなきゃいけないんだろ?と思いました。
理由は証明のためですよね。
過去の就職先はどうでしょう。会社によっては在籍確認の電話とか入れますよね。でもいれない会社もあります。ってことは、嘘の内容を書いてもバレない可能性ありますよね。
自分の生きている社会って結構、穴だらけだと思うんですよ。卒業証明書のこともそうですが無駄も多いと思いますし。
これがデジタルIDとかができて、生体認証だったり一時的な許可を出した時にしか閲覧できないシステムで、そのシステムはブロックチェーンでできているとします。
自分が学校を卒業したらそのデジタルIDにブロックチェーンで記録されます。
すると誰も改ざんができない真正な情報になります。どこかに就職したらその時に、退職する時もその情報を書き込む、このようにすればわざわざ卒業証明書を取りに行ったりすることもないですし勤務先の情報を偽られてもすぐに発覚できますよね。
勘の良い方はもうお分かりだと思いますが、これ、家族の情報や出生地、病歴、犯罪歴なども一元管理できます。金融資産情報もです。マイナンバーや住基はこれで不要になります。
というか、おそらくマイナンバーの目指すところはここだと思います。
カルテもA病院で受診した結果をブロックチェーンで診察結果を書き込んでおけば、セカンドオピニオンでB病院へ行った際に正確に伝えることができます。
ビザを取る際に無犯罪証明書も取りに行く必要もなくなります。
おそらく多くの無駄な公共機関が不要になります。役所も、年金事務所も、銀行とかもです。
無駄もミスもなくなりスピーディーかつローコストになります。
公務員の雇用は激減しますね。
これに加えてAIが社会に食い込みます。大半の職業が取って代わります。
弁護士なんかは完全にAIになるでしょう。過去の判例をすべて読み込ませたAIのほうが間違いのない判断を下します。
凶悪犯罪者を弁護する必要はなくなります。
医者もかなり減るでしょう。多くの画像のデータセットをAIに読み込ませればいち早く確実に異変を感知します。
日本は既得権益の絡みもあり、そう簡単にはシフトしないと思いますが、この流れは間違いなく起こります。
この急激な変化の先にはかなりすごい社会が待ち受けていますが、その過程でかなりの大混乱が起こることも想定されます。
ルールを整備してきちんとシステムを素早く確立できれば結果、問題ないのですが、先ほども書いたように既得権益や老害などが原因で一部の人は非常に苦しい思いをすることが予想されます。
そして、ベーシックインカム制度により、もう人はほとんど働かないでも生きていける時代が到来します。
これについてはものの考え方次第になりますが、また別記事で書いてみたいと思います。