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ベーシックインカム制度は必ず導入される

こんにちは!よっぴです。

 

今日は、「ベーシックインカム制度は必ず導入される」というテーマについて書いてみたいと思います。

 

このコロナ禍の中で社会は変化しようとしていますね。

 

このコロナ騒動は然るべく起こった社会実験のような気もしますが、どちらにせよ社会の在り方を見つめ直す動きになりつつあることは確かです。

 

ドイツでは試験的にベーシックインカム制度を始めました。

 

実は過去にカナダで導入実験されたこともありました。

 

スイスでも議論に上がったこともあります。

 

まず、ベーシックインカムという言葉を知らない方もいると思いますのでまずはそこのところの説明からしたいと思います。

 

ベーシックインカムとは、最低限所得保障のことです。定義では、政府がすべての国民に対して最低限の生活をできるだけの保障をすると書いてありますが、まあそこまできっちりしてなくても良いわけです。

 

例えば国民1人あたり月8万円支給しますとか。

8万円じゃ生活できませんよね。

しかし、所得の底上げにはなります。

今まで月15万円しか稼ぎのなかった人からすればだいぶ生活は楽になります。

 

このような制度のことをベーシックインカムと言いますが、日本でも一部、すでに同じような制度が導入されています。そうです、生活保護制度です。

 

端的に言えば、この生活保護が一部ではなくすべての国民が受けられるというものです。

 

話だけ聞いていればめちゃくちゃいい制度ですよね。

なんせ働かなくても生きていくことができるわけですから。

 

そもそもなぜこのコロナ騒動の中でこの案が再燃し出したのでしょうか?

 

ひとつの話としては、一律10万円給付の話からです。

プチベーシックインカムのようなものでした。

当初は、減収世帯に対して30万円の給付という話でしたが、一転したんですね。

 

まあ税金払っている側からすれば、自分達は払うだけ払って何も恩恵を受けられない、しかし、まともに働かなかったりロクに税金を支払わない人たちだけが社会保障の恩恵を受けてばかりいる、たしかに不公平です。

まがりなりにも日本は資本主義国家です。

 

ただ、非常に社会主義に近い資本主義国家だと考えています。

 

そしてこの後もコロナの第二波、第三波と続けばますます疲弊した世帯や企業が続出し、政府が支援や保障をする必要が出てきます。

 

するとまた、困っている人と困っていない人の区別をつけたりと、何かと手間と手続きが必要になってきます。

 

今回のコロナに限らず、「今後もこういうことないとも言えないよねー、だったらもういっそのことやっちゃう??ベーシックインカム。」

 

こんなかんじみたいです。

 

ふたつめに、昔と違って日本の所得構造がピラミッド型になってきたことです。

 

昔は一億総中流でしたが今では低所得世帯が純増しています。その中でまたコロナみたいな騒動が起きたら同じこと繰り返しますよね。

 

「だったらもうやっちゃう??ベーシックインカム。」

 

ってなってきてるんだと思います。

 

でも世界的にはこの動きは始まっています。

 

アイルランド、ドイツ、イギリス、アメリカ、スペインと、次々に試験的導入または議論が始まっています。

 

このように、コロナ騒動を機にベーシックインカム制度は各国で検討され出していますが、この制度が間違いなく導入されると思う理由は、コロナではありません。

 

それは、AIです。

 

AIは本格的に社会に入り込んできています。この流れが進めば、今まで人が行っていた事をAIがやるようになります。そうなれば失業者が増大します。

 

この失業した人たちはもうどうしようもなくなれば社会保障として生活保護制度下になります。

 

すると、「なんかめっちゃ失業者だらけだし生活保護受けまくっている人多すぎるからだったらもうやっちゃう??ベーシックインカム。」

 

ってなります。

 

でも、もうちょっと時間かかると思います。その理由は現在は政府にお金がないからです。

 

その制度を維持するだけの体力もシステムもありません。

 

本格的にAIが社会に導入され、電車の切符切りのように昔は人が切符を切っていましたがいまは完全に自動改札機です。

 

人がいなくても同じだけ、もしくはそれ以上の生産性が上がれば、その企業に多く課税することで調整することによって辻褄があってきます。

 

そうすればこのベーシックインカム社会は成り立ちます。

 

ですので、この明るい未来に至る過程で一度、大きな変化と混乱が起こると思いますが、それを乗り切れば人類が初めて働かなくても生きていける社会が到来するのです。

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