こんにちは!よっぴです。
今日は「不動産投資で戸建に投資はアリか」というテーマについて書いてみたいと思います。
以下、目次です。
1. 不動産投資で戸建に投資はアリか?
2. 戸建投資のメリット
3. 戸建投資のデメリット
4. まとめ
1. 不動産投資で戸建に投資はアリか?
不動産投資本でも最近ではよく戸建投資を勧める本なんかもよく見かけます。
以前もその影響からか、お客さんにも「戸建はどうですか?」という質問をよく受けることがありました。
結論から言いますと、アリです。
しかし、戸建投資はその他のアパートや区分所有とかとのメリットやデメリットがかなり違う部分があるので誰しもに当てはまるわけではありません。
不動産投資でスピーディーに物件を買い進めて規模拡大を図りたいという目的の人や、なるべく早期にキャッシュフローを確保してリタイアもしくは脱サラしたいという人には不向きです。
逆に、あまり借り入れに頼らずしっかりとキャッシュフローを確保しながら資産を作りたい方には向いていると言えます。
2. 戸建投資のメリット
(2) 競合があまり多くない
(3) 土地がついているので出口の価値がわかりやすい
(1) 例えば、集合住宅より戸建がよい、庭付きの家がいい、車を数台保有しているなどの事情があれば、マンションやアパートよりも戸建のほうを選びます。
また、大型犬を飼っているなどの事情があると、借りられる物件の選択肢が非常に限られてきます。このような特殊な需要を受け止められるのは戸建のほうになります。
(2) 現実的にアパートやマンションの賃貸募集はよく見かけますが、戸建の賃貸募集は多くはありません。
しかし、先ほど書いたように一定の需要があることから集合住宅と比べて競合が多くありません。その点が強みです。
(3) 1棟アパートは、土地は完全に自分のものですが、区分所有の場合、土地の部分は敷地権になっているため土地は持ち分という形になります。
戸建であれば出口の選択肢として更地にして売却することも可能ですし、そのまま実需としての出口戦略も取れるので、売却時の選択肢が広いというメリットがあります。
3. 戸建投資のデメリット
(1) ゼロか100か
(2) 外回りの維持管理も自分で行わなければならない
(3) 融資がつきづらい
(1) これについては区分と同じです。
賃貸がついていない期間は全く収入がありません。
(2) これについては1棟アパートや1棟マンションと同じです。
雨漏りや外壁の修繕など、区分と比べて維持管理の範囲が多岐にわたります。
(3) 戸建賃貸はアパートローンの対象外のケースがほとんどです。
また、住宅ローンを使って購入して賃貸に出すことは別記事「不動産投資に住宅ローンは使えるか?」でも書いてますがおすすめしません。
仮に住宅ローンを使って購入したとしても、住宅ローンというのはひとりで何本も組めるものではありませんので複数棟買い進めることが難しいのです。
ですので戸建投資を行うのであれば、ある程度、現金を準備しながら限られた金融機関で買い進めていく方法しかないのです。
4. まとめ
いかがでしたでしょうか。
このように、戸建投資には魅力的な部分もあるのですが、その反面、はっきりとしたデメリットも存在します。
このあたりは個々人の投資戦略によってくると思いますので、規模拡大をそこまで狙っていないのであれば戸建投資もアリだと思います。
塵も積もれば山となるというように、初動はかなり遅めですがある程度の規模になれば倍々ゲームのように増やすことも可能になります。