こんにちは!よっぴです。
今日は「不動産投資にかかる経費は」というテーマについて書いてみたいと思います。
以下、目次です。
1. 不動産投資にかかる経費は
2. こんなものも経費になる
3. 税理士選びは重要
4. まとめ
1. 不動産投資にかかる経費は
似たようなタイトルの別記事に「不動産投資にかかる費用について」というのがありますが、その違いについてまず説明します。
費用については物件を購入してから売却するまでにかかるコストについて説明しています。
今回の記事の経費とは、税務上で経費として認められるものについて説明します。
費用で書いたものはずべて経費になります。
ですので、おさらいになりますが購入時にかかる仲介手数料や登記費用、不動産取得税、売買契約書に貼付する印紙や保有時にかかる固定資産税と都市計画税、売却時にかかる費用関係もすべて経費です。
そして、あくまで不動産投資は業になります。
宅建業ではありません。
大家業です。
銀行などからは不動産賃貸業と呼ばれます。
立派な業になるのです。
要は商売ってことです。
経営です。
ですので、単に不動産の売買に関することだけでなく、大家業を行うにあたって例えば不動産投資のセミナーの参加し勉強する、不動産投資関連の本を購入して勉強することもその仕事の一環になります。
ですので、これらのセミナー参加費や書籍代なんかも経費になるのです。
入ってきた家賃収入等からこれらのかかった経費を引いて、最終的に残った部分に対して課税される。
こんなことを言ってはなんですがどうせ税金を払うくらいであれば少しでも事業がうまくいくようにセミナーに参加したり本を買ったり、設備が古くなってきてそろそろ交換が必要なエアコンや給湯器なども、利益がかなり出そうな年度で節税のために交換してしまうのも手です。
大まかに以下のような項目のものが経費になります。
・所有不動産の水光熱費
・所有不動産の保険料控除全般
・専従者給与
・所有不動産にかかる修繕費
・不動産に関するセミナー参加費や書籍代
・ビジネス書や経済新聞等
・所有不動産や検討している不動産などに関する視察費や調査費、調査にかかる交通費やそれに付随する費用
・管理会社や仲介会社等、関連会社との打ち合わせ等に要した交際費(食事代・手土産代等)
・自宅や車などで、不動産賃貸業に使用した部分の家賃や水光熱費、ガソリン代など
・備品代
・税理士や司法書士の報酬
2. こんなものも経費になる
奥さんに不動産賃貸業を手伝ってもらっていれば、奥さんと食事しながら不動産について話でもしていればそれは打ち合わせみたいなものなので会議費などの項目で経費になります。
しかし、家族旅行を福利厚生費などで計上するのはNGです。
この辺りもうまくやる方法がありますが、明らかに子連れで子どもの宿泊費や交通費などは業務に関連がありませんのでガチで計上しても弾かれることは必至です。
法人化してしまえば何かと経費計上しやすくなりますので規模がある程度大きくなった場合は法人化をおすすめします。
3. 税理士選びは重要
ある程度のことはインターネットで調べながらでも大丈夫ですが、できるならばやはり税理士に相談した方が無難でしょう。
しかし、下手な税理士に頼むと通りそうな経費も通らなくなります。
また、一番厄介なのが税務調査です。
この税務調査は顧問税理士の腕一つで大きく結果が変わってきます。
ですので、できれば元国税出身の税理士などに依頼しておいた方がベストです。
それは、やり口を熟知しているからです。
相手からしてみてもOB相手だとやりづらい部分があります。
元国税の税理士というだけで十分な防壁の役割を果たしてくれるのです。
4. まとめ
いかがでしたでしょうか。
不動産投資は初めは副業でやる人が多いと思いますが、日々の帳簿や確定申告や決算など何かとやることが多く大変です。
経費の項目や内訳などの記録や管理も最初は自分でやりながら徐々に勉強していき、ある程度の税務の知識をつければより一歩、不動産投資の成功へ近づくことと思われます。