こんにちは!よっぴです。
今日は「不動産投資の損益分岐点について」というテーマについて書いてみたいと思います。
以下、目次です。
1. 不動産投資の損益分岐点について
2. 不動産投資の成否は仕入れで決まる
3. 実はそんなにリスクが高くないのが不動産投資
4. まとめ
1. 不動産投資の損益分岐点について
不動産投資というと多額な金額のものを借金して購入し、その借金を購入した不動産の家賃収入で返していくという構図になります。
無事、借金が完済するまで、または家賃収入で毎月の返済ができるかどうかが不安のポイントとなります。
とはいえ、ローンの期間は短くないはずです。たいていは25年近く、最近ではローン期間40年とかで組む人も出てくる始末です。
そんなロングランな環境を25年とか40年も継続することについては、まあ物件は買わなければ始まらないということもあるのと25年先や40年先の未来など誰にもわからないということで深く考えないで不動産投資をスタートすることがほとんどだと思います。
損益分岐点はそのポイントを経過すれば損が益にシフトするということなので、例え物件のスペック的に運用を継続することに疑義を感じてしまった場合、そのタイミングで一度、リセットすることも可能なのです。
この損益分岐点とは、仕入れ時のコストと売却時のコストを仕入れ価格に足して、それが売却可能価格とイコールになる点です。
2. 不動産投資の成否は仕入れで決まる
これ、非常に重要です。
絶対に忘れないでください。
どんなクソ物件でも市場価格より低い価格で仕込むことが出来れば利益を出せるのです。
不動産投資も、購入時に割高なものを掴まされればそれだけ損益分岐点が遠くなります。
本来であれば高値掴みをその時点でアウトなのですが、収益物件の場合、家賃収入というインカムがあるので時間が解決してくれる部分があるのです。
ですので多少、高値掴みをしてしまったとしても損益分岐点に到達するまで我慢できればそこで一旦、売却してリセットすることが可能なのです。
そして再度、新たな物件でチャレンジすればいいのです。
逆を言うと、市場価格より割安で仕込めれば既に勝確定です。あとはインカムでどこまで収益を伸ばすのか、ただそれだけに注力するのみです。
3. 実はそんなにリスクが高くないのが不動産投資
これでちょっとはおわかりいただけましたでしょうか?
多少は手間がかかりますが、比較的リセットの効くゲームみたいなものなのです。
ちょいちょいやり直しのきくマネーゲーム。これが不動産投資なのです。
なので注意すべき点はとにかく割高なものを掴まない(掴まされない)ことです。
他の記事でも書いていますが(参照「新築ワンルームマンションは不動産投資としてアリか?)、新築ワンルームやセミナーで販売している業者物件などは業者の利益がたっぷりと乗っかった割高物件がほとんどなんですね。こういったものを掴まなければよいだけなのです。
しかしこんな物件でもインカムが業者の利益分を吸収してくれればリセットできるのです。
必要なのは時間です。
しかしこの時間をロスしないように不動産投資を行うのがプロというか熟練のやり方なんですね。
その為には市場価格よりも安く仕込む、これが重要です。
4. まとめ
いかがでしたでしょうか。
僕も不動産投資を始めようと決意した時にとにかくたくさんシミュレーションしたんですね。
多額の借金を背負うこと、その借金を全部、返済しきること、このことばかり考えていました。
しかし、よくよく考えると、最悪なことを想定した場合、売却すればよいのだ、そして損を出さないで売却するには、実はそんなに難しくないことに気付いたんですね。
むしろ、失うもの(リスク)と得られるもの(リターン)を天秤にかけた場合、株よりも不動産投資のほうが断然、楽だと思ったので是非とも将来に不安を感じているのであれば前に一歩、踏み出すことをおすすめします。