こんにちは!よっぴです。
今日は「不動産投資は年金対策になるのか?」というテーマについて書いてみたいと思います。
以下、目次です。
1. 不動産投資は年金対策になるのか?
2. なぜ不動産投資は年金対策になるのか?
3. 具体的な不動産投資の年金対策方法
4. まとめ
1. 不動産投資は年金対策になるのか?
これは僕の意見、だけというわけではないと思いますが、十分に年金対策になります。
むしろ、王道とも言うべき対策方法と言えるでしょう。
まずはいつものことですが僕のエピソードです。
僕は生まれた時から父方の祖父母と同居していました。
僕が幼少の頃からよくおばあちゃんやその他の親戚から聞かされてたことが、おじいちゃんは本当に若い頃から働かないで生きてきた、でした。
土日になれば競馬をやり、若い頃の話を聞いてもあまり勤めたこともなく友達とお茶話しているかこたつに入ってごろごろしているとかそんな話ばかりでした。
代わりにおばあちゃんが働きづめ、保険会社を定年まで勤め上げたそうです。
そして、お正月にお年玉をもらうのですが、おじいちゃんからもらうよりもおばあちゃんからもらうお年玉はいつも少なかったんですね。
特にあまり気にしてはいなかったのですが、僕は単におばあちゃんはケチな性格なんだくらいにしか思っていませんでした。
高校生になる頃にいつものようにお正月にお年玉をそれぞれからもらった時に、おばあちゃんから「ごめんね、おばあちゃんはお金あまり持ってないんだよ」と言われました。
その頃くらいから、ん?変だな?と思ったんですね。
なんでおじいちゃんはロクに働いてきてないのに競馬やるお金があったり株やってたりと悠々自適なんだろ?と。
そんな中で親戚一同の何気ない会話で、よく福島の家の話が出るんですね。
福島の家というのはおじいちゃん達が住んでいた家で、名義はおじいちゃんの所有で、子どもたち(僕の父親や叔母など)が東京の大学に進学しそのまま東京で就職してそれぞれ結婚したタイミングでおじいちゃんとおばあちゃんが福島から出てきて僕の両親と同居することになったのですが、その福島の家を行政書士かなんかが借りていたみたいなんですね。
でも築60年以上経っている戸建で、場所は福島市役所の近くなので地元の人曰く、場所は良いらしいんです。そこを月5万円で貸していると。
そのことは知っていたのですが、改めて考える事もなく、僕が23歳の頃に大学も出ず日雇い生活で路頭を彷徨っていた時に、これからの人生をどう生きていけばいいのか悩みに悩んでいた時に僕は前々から自由な生活がしたかったのでサラリーマンになるのは本当に嫌だったのでふとそのことを思い出し、叔母になぜおばあちゃんはお金がなくておじいちゃんはお年玉をいつもおばあちゃんよりくれるのか聞いてみたんですね。
そしたら、おばあちゃんは生命保険会社を定年まで勤め上げたけど特に営業成績がよいわけではなく年金もそこそこしか貰えてないと。
おじいちゃんは大して働いてはきてないが国民年金は納めていたのでその年金と福島の戸建からの賃料5万円があるから月に12~13万円入ってくるらしいんですね。
え?その福島のボロ家があるかないかってだけの違いなの??
となったわけなんです。
極論言えばたったそれだけなのです。
おいおい・・。それじゃあ俺も同じことすれば老後はまあなんとか生きてけるってことか??
そこからが僕の不動産投資の始まりだったんです。
2. なぜ不動産投資は年金対策になるのか?
まず、一度テナントが入居してしまえば毎月安定して賃料が入ってくることが老後の生活には向いているということです。
これが株とかだと価格の上げ下げや配当も元金に対してはそんなに入ってもきません。しかも年に1回か2回です。
当然、入退去時の原状回復費などのこともありますが、それでも毎月安定して賃料が入ってくることと、最悪は売却してしまえばまとまったお金が入ってくるので何もないよりは全然マシです。
これが貯金だと一方的に取り崩すのみです。
毎月の賃料が8万円くらい取れる戸建か、毎月の賃料が6~7万円取れる区分マンションを2戸くらい持っているだけでかなり安心感が出ます。
逆に言えば、老後生活までにそのくらいの不動産を所有していればいいということになります。
3. 具体的な不動産投資の年金対策方法
個人的には先程書いたように、賃料8万円以上取れる戸建か区分マンション2戸程度で十分に対策が取れていると考えます。
もしこの記事を読んでいるあなたの年齢がまだ20代や30代であれば定年を迎える60歳~65歳まで十分、時間があります。
物件を購入し、そこからの賃料で返済を進めておくことです。この“仕掛け”を施しておくだけでよいのです。
ローン期間20年で融資を組んで購入すれば、場所や物にもよりますが大抵は多少のキャッシュフローが出ます。
20年後には完済し、その物件は完全に自分の所有物となります。
25歳でスタートすれば45歳で完済するんです。
45歳といえばまだ十分に時間がありますよね。もう1回、同じ仕組み作りをすることも可能です。
これは、他人の資本を使って資産形成するということなのです。
物件を買うお金も他人の資本を使うからこそできることなのです。
銀行からの融資で購入。その銀行にお金を預けているのは他人。そして入ってくる賃料も他人の資本です。その賃料で返済を行うのです。
ここに自分の資本は介在しません。いわば錬金術です。
これは完全に仕掛けだけなのです。仕掛けだけで年金対策をしているのです。
必要なのは“時間”です。
4. まとめ
いかがでしたでしょうか。
ちょっと頭を使って、お金の流れの向きをコントロールすることでこういったことが可能なのです。
僕は身近な人からヒントを得ました。
人生のヒントです。
どうして真面目にコツコツ定年まで働いていたのにおばあちゃんはお金に苦労をしていたのか?
どうしてあまり働かないおじいちゃんは老後に悠々自適に好きなことをやって生活できたのか?
周りから言われるおじいちゃんの評価は、“身体を動かさないで頭を使ってお金を稼ぐことばかり考えている怠け者”でした。
しかし僕はそれが決して悪いこととは思えませんでした。
一生懸命に働くことも大事ですが、あまり馬鹿すぎると搾取されて人生終わりです。
よく観察してみてください。
僕は社畜のフリして会社員をしていますが、中小企業の経営者の言葉や会社のシステムはほとんどが搾取するためのシステムです。
いかに従業員に払うものを抑えて生産性を上げるか、いかに生産性の低い社員を切り捨てるか、こんなことばかり考えています。
僕は祖父母に心から感謝をしています。
お年玉以外に知恵や愛情、優しさなどたくさんのものを貰いました。
祖父母達に心配をかけないよう、賢く生きていくために今でも日々、自分の頭と身体を動かし続けお金だけでなく知識や知恵も身に付け、同じように自分の子どもたちに伝えていきたいと思います。