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不動産投資信託(REIT)はおすすめか?

こんにちは!よっぴです。

今日は「不動産投資信託(REIT)はおすすめか」というテーマについて書いてみたいと思います。

以下、目次です。

目次
1. 不動産投資信託(REIT)はおすすめか
2. 不動産投資信託(REIT)は現物不動産投資と全く違う
3. 不動産投資信託(REIT)への投資のポイント
4. まとめ

1. 不動産投資信託(REIT)はおすすめか

不動産投資信託(REIT)については別記事、「不動産投資信託(REIT)とは」で詳しく書いていますので不動産投資信託(REIT)ってよくわかんないよんという方で間違えてこちらの記事に辿り着いてしまった方はまず、そちらを読んでみてください。

では本題に入ります。

不動産投資信託(REIT)はおすすめかと問われてしまうと、本格的に資産形成したいという方にはおすすめしません。

それは、不動産投資の最大のメリットである“他人の資本”が使えないからなんですね。

そもそもREITに投資するのであれば別に他の投資信託だって良いわけなのです。

その他の投資と比べて際立って何か優れている点がREITにあるのかと聞かれると、全くそんなことはないというのが回答です。

あくまで不動産を投資対象とした投資信託というだけなのです。

レバレッジが効かない分、債券とかに投資するのと何ら変わりはないのです。

2. 不動産投資信託(REIT)は現物不動産投資と全く違う

表題のとおり、全く違うと言っても過言ではありません。

“不動産”とつくから似たようなものだと思われがちですが、例えばREITの配当は配当課税の対象で申告分離課税です。

しかし、現物不動産からの賃料所得は不動産所得になるため、総合課税の対象になります。

同じ不動産を扱っていても、REITは配当を受け取るだけなので経費計上できるものは何もないのですが、現物不動産はその運用管理に伴う経費や不動産関連のセミナーや書籍代なども経費として控除できます。

また、売却するときもREITは投資信託なので証券会社を通じて即時、換金できます。

しかし、現物不動産は仲介業者などに依頼して買い手を見つけてもらわなければなりません。換金するには少なくとも1か月以上は容易にかかることがザラです。

このように、同じ“不動産”と名がつくものでももはや別物という程に性質が異なります。

3. 不動産投資信託(REIT)への投資ポイント

REITはあくまで金融商品です。

株や他の投資信託のような値動きをしますので現物不動産の様に1日や1か月で数%~数十%も価格が変動するようなことはないのです。

これはREITだけに限ったことではないのですが、こういった投資のことやREITのことに人が興味を持ち出すときは、大抵、周りも似たような思考になっているのです。

要するに、かなり市場が過熱気味になっている状態で新規参入として投資に参加するのであまり良いパフォーマンスが挙げられなかったり、ひどいときは元本割れしたりもします。

ですのでこういったタイミングではREITについて勉強するのは良いですが、安易に配当が出るからといって市場に参入するのはやめましょう。

できるのであれば誰しもが大騒ぎをして株が大暴落している時に参入しましょう。

なぜなら、一般的にはREITの配当利回りは3~5%くらいが一般的なのですが、こういった暴落時に参入すると配当利回りが10%とかそれ以上(僕が見た中で最大では20%くらいありました)のタイミングで買えると、利回りも高いだけでなくいずれは適正な利回り(3~5%くらい)に戻るため、REITの価格が倍以上になったりします。

インカムゲインとキャピタルゲイン両方が狙えるのでこれは現物不動産ではなかなかできないです。

しかしそうそんなタイミングは多くないのでやはりじっと我慢できる忍耐力が投資で成功するには必要な要素なのです。

4. まとめ

いかがでしたでしょうか。

一長一短の面もあるのですが、REITはREITなりにタイミング次第ではかなりのリターンが狙えますので、時にはそういった選択肢も十分にアリだと思います。

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