こんにちは!よっぴです。
今日は、「会社に入ったらまずは俯瞰的に見てみよう」というテーマについて書いてみたいと思います。
僕が会社に入ったらまずやることがこれです。
これはどういうことかと言うと、会社全体がどのように回っているかの全体図を確認するという行為です。
もっと細かく言うと、あの部署はどんな役割をしていて、さらにその部署の○○さんは どんな業務をしていて、あっちの部署の△△さんが処理した書類はこっちの部署の□□さんがチェックした後、そっちの部署に回して~などというように全体の流れを把握することです。
なぜそんなことをするかというと、“理解”するためです。
この“理解”とは会社全体の仕組みもそうですが、業界だったり、人物相関図みたいなものだったり、経済的な部分であったりもします。
理解することによって、自分の配属された部の役割や業務の役割をより理解することができます。
そして、全体を一度見ることによって、業務をスムーズに行うことができます。
これができると、同期に入ったメンバーとかが仕事の覚えが遅いと怒られたりしていても自分はそのようなことになることはないでしょう。
要領良く思われますし、仕事の飲み込みが早いと評価も上がりやすくなります。
そして円滑に仕事を進めることができます。
逆にこれができないと、入社してから自分が何をしていいかよくわからないですし、誰に質問したり相談したりすればよいか適切な判断が出来なかったりします。
これは、“点”で仕事を覚える形になるので、どんなに要領悪い人でもある程度の期間、ある程度の回数、業務をこなしていればその部分のことだけはある程度できるようになります。
しかし、あくまで“点”でしか理解していないので、別の部署に回されたり別の業務をすることになった場合、再度、振り出しに戻って一から仕事を覚えることになります。
しかし、一度、会社全体を俯瞰して見て、全体の流れを理解している人は、“面”で理解しているので、仕事の応用が利くのです。
単に要領が良いと思われるだけでなく、こういう人は話していてもその内容の節々に物事に対する視点を多角的に見ていたり、理解力の高さを感じ取れる言葉が出るので相手も頭の良さを感じ取ります。
結果的にこういう人は早く出世したり、もっと上の立場になる可能性が高いのです。
会社は役職が上がるほど、視野の範囲が比例します。
課長であれば課全体の事、課に所属する人間の業務内容にまで目を配らせますし、部長であればさらにその範囲が広がり、社長であれば会社全体、業界全体、社会全体にまでに及びます。
ですから、目の前のこと、自分の与えられたことに一極集中する職人気質のような仕事のやり方もプロフェッショナル的で非常に重要ですが、最も理想的なのはまずは全体を見て、理解し、その後に自分の与えられた職務に全力集中することです。
こういった物の見方や考え方は、会社とかに限らず、いろいろなことに応用が利くので、一度身に付けてしまえばやることが変わっても比較的早い段階で仕事の要領を覚えてしまい、評価に繋がるので是非ともこの考え方を意識してみてください。