こんにちは!よっぴです。
今日は「大家同士の集まり、大家の会について」というテーマについて書いてみたいと思います。
不動産投資を始めようとすると、まずは本屋に行って不動産投資の本のコーナーで良さそうなものを探したり、ネットで“不動産投資”と検索すると思います。
最近だとやはりまずはネットで検索って行動のほうが多いのでしょうか?
そんな中で、不動産投資のコミュニティだったり大家の会みたいなものが目に入る可能性があります。
僕も以前は不動産投資のコンサルをやっていた時に、結構こういったコミュニティに参加している人っていたんですね。
今日はそれについて書いてみたいと思います。
2. コミュニティや大家の会には参加するべきか?
3. 参加に際して気を付けなければいけないポイント
4. まとめ
1. 不動産投資のコミュニティや大家の会とは?
不動産投資のコミュニティと大家の会とは同じような集まりではあるものの、実態はかなり違います。
コミュニティは会費がかかるものが多く、主催者が存在して定期的な勉強会やメンターを紹介してくれたり新米大家同士の繋がりを作ったりするケースが多いです。
対して大家の会のほうはもうそれなりに不動産投資の経験や実績を積んだ、中級~猛者級の上級者までのオフ会みたいなイメージです。
共通するのはどちらも不動産投資という共通の目的を持っており、いろいろな情報を求めて情報交換の場として利用したり、ある程度不動産投資として成功したので暇つぶしや経験の浅い人に対して大きな顔したくてその為に参加している人も多少います。
2. コミュニティや大家の会には参加するべきか?
正直、どちらともいえないというのが本音です。
基本的には皆、情報を求めて参加しています。
その情報とは融資金融機関や不動産業者の情報だったり不動産投資の手法が大きな理由です。
しかし、融資金融機関も不動産投資の手法も、不動産投資の特性上、その人の属性によってかなり変わってくる部分が大きいので参考にはなりますが必ずしもそれが自分に合ったやり方とは限りません。
引き出しを増やすという意味では良いのかもしれませんが、コミュニティに参加するデメリットもあるので一概に参加したほうがよいですよとは言えません。
3. 参加に際して気を付けなければいけないポイント
(2) 業者を紹介されたら必ず比較検討すること
(3) 最終的には全部、自分で調べて判断すること
どれも共通することなのですが、コミュニティの参加費よりも紹介業者からのリベートを目的にとした集まりが非常に多いです。
コミュニティができた理由が、高尚な大義名分があったとしてもほとんどが投資家を集めて業者を紹介してその業者をから紹介料をもらう目的ということが多いです。
また、主催者側だけでなく、参加者サイドにも同じように業者を紹介する目的で人脈作りに来ている人もいます。
今ではそこそこ大規模で有名になったコミュニティもそういった仕組みで成り立っています。
始めは高額か、もしくは入会はしやすい良心的な価格でコミュニティに参加させ、コミュニティ参加者にメンター(講師)を割り当てて、提携している不動産仲介会社を紹介して手数料の一部を戻してもらうという仕組みになっています。
業者から紹介された物件は必ず講師に見せて相談してくださいと言いますが、実際は決まりさえすれば手数料が入る仕組みになっているので実は全然良くない物件も、「これはいいね!ぜひ買うべきだ!」なんて適当なことを言って買わせるような流れにもっていきます。
だいたい買ってから1年後以上経過してから、あれ?なんかこの物件おかしいぞ?って気付くのですね。
このように、一見、良心的なようにみえてオオカミの巣窟みたいになっているケースも多いので気を付けましょう。
また、同じ横並びの仲間から、良い業者を紹介するよと言われても、必ず相見積もりを取るようにしましょう。
本当に善意で紹介してくれてることもありますが、大体は紹介料がそこに乗っかっていますので、常に1社で判断せず、相見積もりを取る癖は付けましょう。
こういったことも含めて、最終的には自分できちんと調べて何事も鵜呑みにしないようにしましょう。
騙されても彼らは紹介料を既にもらった後だから誰も責任を取ってはくれません。
しわ寄せはすべて自分に返ってくるのです。
4. まとめ
いかがでしたでしょうか。
僕自身は同業者からいろいろな情報が入ってくるので、個人が参加するようなこういったコミュニティに参加しないのですが、何も知らないで参加している人の話や主催者側の話もかなり聞いてきたので、本当に無知だと搾取されるだけなんだなーとつくづく実感しました。
ですので、もし参加するのであれば初心者の時ではなく、中級者くらいになってからのほうが下地ができているので騙されずにうまく欲しい情報だけ取りに行けるようになるので、それからのほうが良いのではと個人的には思いますね。