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歴史や過去から学ぼう

こんにちは!よっぴです。

今日は、「歴史や過去から学ぼう」というテーマについて書いてみたいと思います。

歴史なんて中学校や高校以来だから今更勉強とかしたくないよなんて意見も聞こえてきそうですが、成功者ほど歴史を最重要視している人が多いのが事実です。

それはなぜか?

答えは、人間が人間である限りその本質は未来永劫変わらないので同じ事を何度も繰り返すからです。

ちょっと僕の話をさせてください。

僕は高校を卒業後、大学に進学もせずアルバイトをしながらバンド活動などをしていましたが様々な理由で長続きせず、仕事もだんだんアングラなほうに携わっていき、それに伴い私生活も人にとても言えないくらい酷いものになっていきました。

結果、22歳で警察のお世話になり、すべてがどん底へと堕ちていきましたが、そこから這い上がるためにあらゆる努力を重ね、現在はまともな生活を送ることができるようになったのですが、実はその一番しょうもない時にしてた仕事で、新宿の歌舞伎町でサパークラブで働いていたんですね。

サパークラブとは、まあほとんどホストのようなもので、ホストクラブと違うのは単価がリーズナブルなくらいです。

女性版で言うと、クラブかキャバクラ、もしくはキャバクラかガールズバーの違いみたいなものです。

そして、その後6~7年くらい経過して、普通にスーツを着てサラリーマンをやっていたのですが、その6~7年の間で、自分自身の中ではそれまでの人生を振り返り、なぜここまで堕ちてしまったのか、その後の人生をどう生きるべきか、様々なことを考え、たくさんの本を読み、自分なりに大きく曲がってしまった人生の軌道修正をかけ、少しはまともな人生になりかけたところで、たまたま取引先との付き合いで飲んでいた帰りにタクシーを捕まえ、歌舞伎町の入り口を靖国通り沿いを走っていた時にふと、歌舞伎町に目をやるとそこにはホストの集団が練り歩いていたのですが、その時ふと思ったのが、ああ、人間っておそらく今も昔も変わらないんだな、ってことです。

それは、時代が変わってまたどこからかこの町に吸い寄せられ、こういった仕事につく人がいるんだな、そして、それぞれの思惑もあるけれどその街で生き続ける人もいればその街を出て別の人生を歩む人もいて、そしてまたどこからともなくこの町を目指してくる人もいるんだなーと。

そして同じようなことを繰り返していくんだと思いました。

前置きが長くなりましたが、今回のコロナ騒動で真っ先に自分がとった行動は、過去に同じようなパンデミックの事例を調べました。

程度の大きさの差はあれど、過去に数回のパンデミックが起こり、そして世の中がどのように変化したか、面白いことに100年前のスペイン風邪の詳細を調べたところ、100年前も日本は現在と同じような行動をとっていたんですね。

人に会うな、密になるな、マスクをしろ、人との距離を取れと政府が打ち出し、当時は現在と違ってまだ技術の発展途上だったので顕微鏡というものがなく、その原因がウィルスの仕業であると知ったのはその後20年以上経過してからなのですが、結果として国民全員にウィルスが行き渡り、自然免疫を獲得して自然に沈静したのですが、当時と現在は時代背景が違いますが、この100年前のスペイン風邪の事例からわかることは、ワクチンができるか自然免疫を獲得するかしかこの事態は収まらないということです。

今はインターネットがあるので調べようと思えばいくらでも昔のことは調べられますが、意外とこういうことをする人は少なく、コロナ渦中ではみんな先行き不安に陥るのですが、ちょっと調べて知ることによって自分なりの気持ちの整理はできます。

確かに100%まったく同じことが再現されるわけではありませんが、だいたいは同じようなことが何度も何度も繰り返されているので、歴史を学ぶことによって時代の先読みをし、自分が何するべきなのか時代の道標になってくれます。

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